婚約を一方的に破棄されて精神的な苦痛を受けた場合は、慰謝料の請求ができる。はっきりした理由がなかったり、納得のいかない原因で一方的に婚約を解消され、精神的な苦痛を受けたときは、家庭裁判所に慰謝料請求の訴訟を起こすことができます。慰謝料の請求は、ふたりだけの口約束による婚約では認められません。公表していることが条件ですから、婚約式やパーティー、結納を取り交わしているなど、第三者の証人が必要です。相手に非があって訴えた理由が認められると、結婚のための出資金(婚約披露、式場の予約など)や、結婚準備のために勤めていた会社を退職していたらその損害、精神的なショックが大きくて病院で治療を受けた場合の治療費も対象になります。婚約解消が決まったら、婚約を知らせた人たちにも通知し、お祝い品をいただいてあれば、それに見合う金額の品を返しておわびをし、仲人へも、その度合いに応じたおわびをします。
男性がいることを意識しないで振る舞えるようになったら、社交上手な女性といえるでしょう。パーティーに男女ペアで出席していて、自分の連れに気を遣いながらでないと話ができないような女性は、まだまだです。欧米のパーティーでは「出席している男性が話しかけてはいけない」というのがマナーです。まず相手の男性に話しかけて、了解を得てから話しかけなければいけません。逆に、女性から話しかけることは失礼ではないのです。ただ相手がご夫妻の場合は、最初に奥様に「主人がお世話になっています」などと話しかけることが、最低限マナーです。いくら相手の男性を知っているからといって、奥様を通り越して男性のほうに行ったら、話はややこしくなってしまいますから。握手は、どんなに親しくても男性から女性に求めてはいけないことになっています。女性は手袋をしたまま握手をしてかまいません。帽子は、昼間のパーティーならかぶったままでも失礼にはなりませんが、夜、正式な場所ではかぶりません。原則的には、日没以降の着席の食事のときは、かぶってはいけないことになっています。
あなた個人から取引先の人を食事に誘うことは少なくても、その逆のケースはけっこうあるのではないでしょうか。取引先の人から誘われたからといって、ホイホイと二つ返事でついていくのは組織の人間としては失格。取引先があなたを食事に誘う理由は二つあります。一つは、あなたのことを個人的に気に入って、プライベートなつき合いをしたいと考えているケース。もう一つは、あなたの会社の情報収集をしたいというケース。もちろん、誘われた時点では、どちらのケースか判断できないでしょう。そのため、誘われたら、まず上司と相談すること。上司の判断は多分三つのニュアンスに絞られるはず。一つ目は「行かなくてもいい」あるいは「行くな」。二つ目は「行ってほしい」。三つ目は「個人的なことだから、自由にしなさい」。一、二のニュアンスは、オフィシャルなことなので、上司の命令に従わなければいけません。しかし、三つ目はあなたが判断することになります。どちらにしても誘われて食事に行くことになったら、自分の飲食代は自分で払うこと。上司から命令されて行った場合、それを堂々と会社に請求してもかまいません。ただ、言い方が重要。話の内容などを上司に報告する意識でメリットを伝え、仕事になった点を強調してお願いしましょう。