ドラマ・映画には「明日萌」という駅が登場するが、これはまったく架空の駅。しかし、実際のロケはこの路線の忠比島で行なわれた。廃貨車を利用した小さな待合室しかなかったこの駅に、撮影スタッフが全力をあげて戦前の駅を再現させた。そのセットも撮影終了後、取り壊されることなく保存されているので必見だ。現在でこそ小駅の恵比島だが、かつては留萌鉄道(1971年に廃止)という地域の石炭輸送を支えたローカル私鉄が接続し、ターミナル駅として栄えた歴史があったという。ドラマ・映画をご覧の方ならおわかりだろうが、まさに「明日萌駅」そのものだったわけだ。劇中の駅員さながら、レトロな制服に身を包んだ乗務員が運行する「SLすずらん号」は、下り・上りとも恵比島で10分以上停車するダイヤが組まれている。なお、この列車の座席指定料金は800円(通常、JR北海道内は300円)。ドラマ・映画の世界を現実に見ることができるのだから、そう高くはないだろう。付記JR北海道では2000年、北海道鉄道開業120周年を記念して、「SLすずらん号」と別編成の「SLニセコ号」(函館本線・小樽〜ニセコ間)の運転も予定していた。しかし、有珠山噴火による室蘭本線不通・函館本線迂回運転の影響で、2000年6月中旬現在、運行を中止している。一応、10月上旬には迎行開始の予定だが、有珠山の状況いかんでは、変更もありうる。読者各自、まめにニュースや時刻表などでチェックしてほしい。
Aクラス海外旅行といっても、難しいことを覚える必要はない。イギリスをAクラスで旅するコツは「正しさ」だ。言葉を換えて言えば「正統|生」と訳してもいい。大英帝国の伝統を受け継ぐこの国では、毎朝の紅茶から夜中のスコッチまで、正しい味わい方とそうでないものが厳然と区別さ祀それに従う「喜び」がある。むろんカジュアルに楽しむのもいいが、何か正続かを知らなければ崩しようもない。そしてひとたびその「正しさ」を身につければ、この国では「文化の理解者」として大変に尊敬されるのだ。しかも、イギリスでの「正しさ」は、ヨーロッパ圏内はおろか、アジア各地、アメリカ、日本でも「正糸允」として言員される。これが「文化」の強さであり「大英帝国の遺産」だといえるだろう。イギリスで学べば、ほかの国に行った時、現地人にこう言い返すことができる。「でも、これがイギリスでは正しいやり方なんですよ」と。こうした「イギリスの強さ」を身につける旅、これがこの田のAクラス旅行なのである。
海外で恋人とディナーに出かけるとき、是非心がけてほしいのが彼にエスコートしてもらうことです。日本人はエスコートをするのもされるのも慣れていませんが、どんなに女性がおしゃれをしても男性のエスコートがないと決して綺麗に見えません。逆に貧しくさえ映ってしまうのです。これは海外に限らず、日本のホテルなどでも同じです。エスコートなどしたことのない彼なら、「私、今日こんなにおしゃれしたから、優しくエスコートしてね」と言ってみましょう。「でも、どうしたらいいのかわからないよ」と言う彼もいるかもしれません。そのときは、やんわりと「私がコートを脱ぐのを手伝ってくれればいいのよ」とお願いすればいいのです。コートを脱ぐときに手を貸す、先にドアを開けて通してくれる、座るときは椅子を引いてあげる、車から降りるときは優しく手を貸す……。女性が動作をしやすいようごく自然に手を貸せばそれでいいのです。マナーの本などではよく「女性のコートを脱がせるときは、首の後ろのところを持って……」などとややこしいことが書いてありますが、そこまで気にすることはありません。「エスコート」などというと堅苦しく考えてしまうかもしれませんが、欧米の男性も特別なことをしているわけではありません。ごく当たり前のことなのです。優しく手伝ってもらうようにすればいいだけです。また、エレガントとは「優雅に見えること」でもあります。焦ったり、チョコマカ動いたりせず、自信がないときこそゆっくり、余裕のある微笑を持って、をお互いに心がけましょう。そもそも日本人は欧米風のマナーやエチケットというと緊張してしまいがちですが、日本人のほうが洗練されているところも多々あります。ですから、萎縮する必要などまったくないのです。もっと自信を持って優雅に、エレガントに、そのためには焦らずゆったりとした動作で、と心がけることです。そうすれば、あなたは男性にエスコートされるにふさわしい女性になれるに違いありません。